金具製作 Ⅱ

20120923、先日のドアハンドルの続きです。

素材の真鍮棒を曲げて形作ります。

しかし硬くて曲がらん! そんな場合はバーナーで焙って、

赤くなったままヤットコでつかんで曲げます。

そしたら、らくーにうにょっと曲がる。

そのように今回は「蔦」を表現したいので半渦巻き状に曲げて、それを他の真鍮棒で挟んで

ロウ付け。

そのあと、波間の開いたスペースに唐草を入れていきます。

次回は、唐草を入れ終わったものをさらにもう1セット。。。できるかな??

ちなみに、真鍮は溶かすと亜鉛ガスが発生して、体によくありません。

くず真鍮から溶かして作ろうと思いましたが、手間とガスの関係から断念しました。

石のお勉強

2012091420120914-2左の画像、なんだかわからないですよね。

ただの石ころ、とがった那智黒みたいに見えます(笑)

それをLEDの懐中電灯で光を当てたものが右側。

LEDは白い光なんですが、石の部分が青くなっています。

これはなにかといいますと、サファイアの原石なんです。

宝石を購入する時は、当然良し悪しをわからなくちゃいけないんですが

カットして研磨した石は、数を見たらわかってくるものらしく

本当に仕事としてやるなら、原石で判断しなければならないそうです。

なにしろ原石だと安いけど、カット後だと値段が跳ね上がるのです。

ですので、最近は各種の石のお勉強中です。

見せていただくだけでもありがたい。。

金具製作

お客様がアトリ20120909-2エにいらっしゃって、初めに思われること。。。

「ドアの立て付け悪!!」

どうも家全体の立て付けが悪くなっているようで、家自体がゆがんでいるかもしれないんですが、

さしあたって困ってい20120909るのが玄関の開き戸の開閉。

閉まらないし開かないし。詰まってしまうんですね。

で、今回ドアを代えようかと思いお隣の町の建具屋さんに見積もりをお願いしました。

その際に、費用を節約するのであれば、金具類(ハンドル・兆番・鍵)は自分で探すとよいでしょう、

とのことを教えていただいたので、気に入ったものを探すことに。

やはり、ドアのとってやハンドルはキモの部分なのでいい物を探していました。

ありました。19世紀イギリスのアンティーク、お値段¥45,000。。。。

ドア本体位の値段がします。

とうぜん買えないので、そんな雰囲気を吸収してDIYにトライ!

もとい、金工作業!

だいたいのデザインをメモに書いて、いきなり作業に突入。

自分で使う分はこんなもんです(笑)

材料は真鍮。

4mm角の線を用意し、その間に焼きなましして形作った線を入れてロウづけします。

今回はここまで。また来週やります。