切り取った上板と底板を溶接します。
その際、特に底板をぴかぴかに磨いておきます。
宝飾での溶接は「ロウ付け」といって、主に溶接する
本体の素材(この場合は銀)
と他の金属を混ぜたものを接着剤として使います。
ですので、今回は「銀ロウ」を上板裏側ほぼ全面において、底板とサンドします。
酸素バーナーで熱を加えて、溶接。
本体上部にマルカン・バチカンをつけて、四隅を丸く削り落とします。
最後は磨き。
紙やすり300番あたりから初めて、600・1000番まで。
番手が上がるごとにやすり目が細かくなっていきます。
最後はリューターで一気に磨き上げます。
それでも細かい部分を磨くが難しいのです。
で、完成。
今回はデザイン画のイメージをうまく表現するのに苦心しました。
いかがでしょうか???
完成形はオーダーギャラリーでご覧ください。
というわけで、終了!