ジュエリーの作り方

どのよ20112うにしてジュエリーを作るのか?

大体の方は大きな工場でコンピュータを使って、半ば自動で

作られているとお考えのようです。

中国等で作られている、百円均一の店にあるような

アクセサリーはおそらくそうだと思います。

量産品ではなくオーダーで、なおかつ早く作る場合、手作業の方が早いのです。

この傾向は、ハイジュエリーになるにつれて強くなります。

工場のラインを用意して、プログラムを組んで試作して、しかも納品個数が数個であると

時間もかかるし、単位あたりの費用がすごいことになりますから。

たとえばシルバーアクセサリーの場合、銀の溶解からはじめます。

まず酸素バーナーを使って、銀の溶解温度960℃まで加熱。

するとはじめは粒だった銀の素材が、真っ赤に溶けてきます。

これを上手に鋳型に流しこんで、銀塊の完成です。

次にこれをかなづちで叩いて成形する、「鍛金」の作業に移ります。