今回は、シルバーのペンダントトップの修理。
本体左上の笹の葉部分が欠けています。
メーカーや他の宝飾店で修理不可と言われてのお持込でした。
まず、笹の部分を茎、葉っぱ×8枚を削りだします。
それら葉っぱを茎にロウづけしたものがこちら。
かなり手間がかかります。
まず、本体右側面の各葉っぱの大きさを測って、そのとおりに削り出します。
さらに角度や曲がり具合を合わせて茎にロウ付け。
この時点で一工夫。画像にはありませんが葉の裏側に丸みをつけています。
オリジナルにはありませんが、隠れたおしゃれで裏側から見ると
立体感がすごく出ます。
そして完成。
いぶし加工(黒染め)をした直後の画像です。
この後全体的にところどころ磨いて光らせ、左右違和感がないように施しました。
時間さえかければ、だいたいのものを治せるかんじです。努力も必要ですが。。
お客様にも喜んでいただいて、このペンダントもうれしいでしょう!