前回の続き。
例えば、ホテルなどで行われている有名宝石商の展示会。
入口にから近くに「特別奉仕品」。少し中に入って「40%OFF」「50%OFF」。
商品を見てみると入口のものは12万のダイヤptペンダント。
そこそこのもので、値段は比べるものがないので安いかどうかはわからない。
奥に行くと、50%OFFとなっているので安いんだろうな、と思います。
でも実際は、12万のダイヤペンダントの内訳はダイヤが5000円、チェーンが1万、素材のプラチナが2gで1万円。
製作費は型おこしの大量生産品なので非常に安い。
かかっているコストとしては総額¥30,000ほど。
あとの9万弱は店の利益でしょうか。
奥の割引商品は、そもそも定価設定がおもしろい。
例えばデパートの服飾店に行っても、アクセサリー類はバーゲン除外になっているのが多いです。
服よりも利益が薄いから値下げしないのですが、それにもかかわらず宝石屋さんは大幅値下げしています。
でもその商品は4、50万円以上でデザインもバブル期の在庫品のような装飾過多のもの。
宝飾品の価値はだいたい石でわかるのですが、どのように見分けたらよいのか。
一番わかりやすいのは、今持っている石を身につけていって(クリーニング必須)同じ光の下で
見比べることです。
その後、どんどんいい石を見せてもらうと理解が深まってきます。
ついでにルーペも貸してもらうといいかもしれませんね(笑)
つまるところ、自分の目を肥やすということになりますが、上記の方法でやればコストはかかりません。
その上で、良心的な宝飾店を探せばいいお買い物ができますよ。