リングからペンダントへの改造 Ⅱ

20130731
前回か20130731-2らの続き。
いきなり曲げ加工、ロウ付け後の画像になりますが、これで大まかな作業は終了の状態です。
縦半分に分割した添え腕をダイヤの爪根元につけています。
正面と側面からの画像ですが、アーチができているのがわかるでしょうか。
この隙間にチェーンが通る細工です。
そして完成画像です。

20130731-3
ダイヤがカメラのフラッシュに反応して、まったくみえません。すいません。
ここまで光るペンダントだと、お顔映りも華やかになりますね。
今回は切り落としたリングのかけらを工賃に充当させていただきましたので、リーズナブルな工賃となりました。
ジュエリーにおいては、全て手作業でワンストップサービスですので  一般的な価格よりもかなり安くさせていただいております。
このような改造などもお気軽に相談してくださいね。
今回はご依頼いただきありがとうございました。(いやー、いい仕事したなぁ。)

 

 

リングからペンダントへの改造 Ⅰ

20130705 今回の作業は、このプラチナの六本爪ダイヤリングをペンダントトップへ改造します。

このダイヤは非常にクリアー。

なおかつカットもいいので光ります。

光に当てるときっちり七色が発色してすごく美しい。

これはジェムクオリティのダイヤですね。

 

いいもの見たなぁ。

完成図をメモに書いて、今回はお客様へ20130705-2メールで送ります。

リングの輪の部分の片方をなくして、もう片方を加工しチェーンを通すアーチを作ります。

 

その形も普通じゃ面白くないので、2つに分割しダイヤを掴む爪にろう付します。
このお客様への提案書((-_-;)カッコよくない)が
了解いただけたので製作にかかります。
リングからダイヤを外します。
慎重に爪を傷めないように、当然ダイヤも傷つけないように爪を起こします。
その後、精密のこぎりで片方を切り落とします。

20130705-3

この画像は、ダイヤの枠のすぐそばから片方を切りおとした段階。

 
次回へ続きます。