キーホルダー製作Ⅲ

切り取った20120530上板と底板を溶接します。

その際、特に底板をぴかぴかに磨いておきます。

宝飾での溶接は「ロウ付け」といって、主に溶接する

本体の素材(この場合は銀)

と他の金属を混ぜたものを接着剤として使います。

ですので、今回は「銀ロウ」を上板裏側ほぼ全面において、底板とサンドします。

酸素バーナーで熱を加えて、溶接。

本体上部にマルカン・バチカンをつけて、四隅を丸く削り落とします。

最後は磨き。

紙やすり300番あたりから初めて、600・1000番まで。

番手が上がるごとにやすり目が細かくなっていきます。

最後はリューターで一気に磨き上げます。

それでも細かい部分を磨くが難しいのです。

で、完成。

今回はデザイン画のイメージをうまく表現するのに苦心しました。

いかがでしょうか???

完成形はオーダーギャラリーでご覧ください。

というわけで、終了!

キーホルダー製作Ⅰ

20120527-3 今回のお客様はタロット占いの名手。

ご主人がデザインされたものを、立体化するお仕事です。

この図案は、おそらくタロットから来ているようです。

なんら20120202-4かの意味があるんでしょうね。

まずプレート作り。

底板と上板の2枚を0.7mm程度までローラーで圧延します。

できあがったら、金床の上で木槌で叩いて平らにします。

上板のデザインが30mm程度の想定なので、底板を

一回り大きな35mmにしておきます。

ここまで薄くなると、金属も普通のはさみで切れちゃいます。

ちなみに私が使っているはさみは、100均のまゆげ切バサミ。

続きます。。

 

キーホルダー製作Ⅱ

20120527きあがった上板に、プリントアウトしたデザイン図をスティックのりで貼り付けます。

ドライヤーで急速乾燥後、糸鋸で余分な部分を切っていきます。

とうぜん目の部分など細かい部分も気20120527-2をつけて、ドリルで下穴を開けてから

ノコ歯をその穴に通して、やすりで削るように少しづつカットしていきます。

いつもやっている作業でも、スタートはなかなか緊張。

この写真を撮った直後、私の人差し指もいっしょに切ってしまいました。とほ。。

こんな感じですが、お望みのキーホルダーも作りますよ♪

まだちょっと続きます。